7/12の立川読書会で開催された「自由紹介読書会」のレポートです。
※注意※
・本記事は作品のネタバレを含みます。
・読書会で紹介された意見を再構成・加筆編集してます。紹介者様のご意見が完全に反映されているものではないことをご了承ください。
・並びは紹介順です。
目次
紹介本
おすすめ本①小説『プロジェクト・ヘイルメアリー』
• 地球の危機を救うため宇宙に旅立つ主人公が、記憶を失いながらも課題を次々に解決していくSFストーリー。
• 謎解き要素と宇宙船の描写がリアルで魅力的。
おすすめ本②小説『PRIZE―プライズ―』
• 売れているが直木賞が取れない作家の葛藤と編集者との関係性がリアルに描かれている。
• 人間の承認欲求やコンプレックスを描き、人間味あふれるキャラクターに共感できる。
おすすめ本③ 写真集『空から見た世界の食料生産』
• 世界中の農業や畜産現場を空撮した写真集で、食料生産のリアルな現状を知ることができる。
• 文字だけでは想像し得ない印象を受け取ることができる。
おすすめ本④ エッセイ『旅をする木』
• 写真家・星野道夫がアラスカでの生活や旅で出会った人々との交流を描く。
• アラスカの自然の美しさや現地の暮らしを通じて、旅への憧れや異なる世界への想いを掻き立てられる。
おすすめ本⑤小説『ババヤガの夜』
• ヤクザの娘の女性護衛が主人公の物語。
• 女性の暴力を肯定的に描き、新しい人間関係や絆のあり方を提示している。
おすすめ本⑥小説『遠い山なみの光』
• 戦後の日本を舞台に、二人の主婦の異なる価値観や生き方を通じて時代背景を描く。
• 記憶や主観の曖昧さをテーマに、複雑な時間軸や物語構成を楽しめる作品。
皆さんの感想・全体の感想や読書会の価値について
• 普段読まないジャンルの本を知ることができ、自分の興味範囲を広げられる。
• 本を通じて他者の情熱や新しい価値観に触れられ、非常に充実した時間を過ごせた。
粒揃いの作品たちに加えみなさんの紹介の熱量も高く、惹き込まれました。