臨死記憶の引継ぎの設定は杜撰だったが、ツッコミは野暮なので無視
命の格差(生物間、人間内)という、倫理的なテーマをSFとコミカルで料理されていて、見やすかった
パラサイトから引き継がれた、同じ屋根の下での格差
加えて今回は、宇宙生物とコミュニケート可能な人々とそうでない者たち
この重複があるのでより人々の差が明確に
ミッキーは同種のマーシャル達より、他種クリーパーと親和性が高い
初見パラサイトでは置いてかれたが
中終盤でいったん画面をカオスにするポンジュノ・ハヴォック(造語)
ここで今まで追っていた常識的な文脈を断ち切られる
地味だが、推しシーンは「船内の人々と窓越しにミッキーの手が宙を漂う」ところ
隔絶された内と外を象徴的に、言語不要に画で魅せる映像作品の良さを感じた