NEW!【局所最適の罠】とは?ーあなたが登ってる山は砂場の山⁈

メモ

「局所最適(local optimum)」とは、ある範囲や条件内では最も良い(最適な)状態であるものの、全体としては必ずしも最良とは限らない状態を指します。(よくわからないと思うので後で例を出します。)

そして、「局所最適の罠」とは、最適化問題や意思決定において、「全体として最も良い解(=大域最適解)」ではなく、一時的に最も良く見える解(=局所最適解)にとどまってしまう状態のことを指します。

  • 局所最適
    ある範囲や近隣の中では最も良い(コストが小さい・利益が大きい)解。
  • 大域最適
    全ての範囲で最も良い解。
  • 局所最適の罠
    解空間の中では、局所的には良いものの、もっと広い大域的には最良ではない解に、最適化アルゴリズム(どうすれば最もよい答えにたどり着けるかを決める手順)が引っかかって抜け出せなくなる現象。

例えば、山を登るようなとき

  • 局所最適:身近にある一番高そうな山
  • 大域最適(グローバル最適):全体で一番高い山(=最も良い解)

近くにある山(局所最適)は一見「良さそう」に見えますが、そこに登頂しても、実は世界を見渡せば「もっと高い山(大域最適)」があります。

しかし一度一つの山に狙いを定めると、その頂上が最適だと思い込んでしまうのです。

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