進化論の「自然選択」ってなんなの?「適者生存」と何が違うの?

メモ

「自然選択」とは?

自然選択とは、生物集団内の ①多様な形質(変異) が ②子に遺伝 し、③その形質をもつ個体が環境下で相対的に多く子孫を残す ことで、集団内の形質頻度(特性)が世代を追って変化する仕組みです。

  • 生物集団の中にはいろんな特徴を持つ個体がいる。
  • 環境に適応した特徴を持つ個体は、他より生き残りやすく、子孫を多く残す。
  • 世代を重ねるうちに、環境に合った特徴を持つ個体が増えていく。

例:

  • キリンの首が長い個体は高い位置にある葉を食べることができ、餌を確保しやすくなります。すると、首の短い個体よりも多くの子孫を残せるため、徐々に首が長い個体が増えていきます。これが自然選択の結果です。

「適者生存」とは?

適者生存とは、「最も強い生物が生き残る」のではなく、「環境に最も適した特徴を持つ生物が結果として生き残る」という概念です。ここで言う “適者” とは、「その環境でより多く子孫を残せる特徴をもつ生物」を指します。

  • 「適者」とは、単に強い個体ではなく、環境条件に合った特徴を持つ個体のこと。
  • 適したものが残り、適していないものが淘汰される(生き残れない)。

  • 力が強い動物でも餌が確保できない環境では生き残れません。逆に、力は弱くても保護色などで身を隠す能力があると、生存確率が高まルコとがあります。

2つの違いを整理すると…

  • 自然選択:「環境に適した特徴が次第に増えていく」仕組み。
  • 適者生存:「環境に最も適した個体が生き残る」結果や現象。

つまり、自然選択はそのプロセスを指し、適者生存はその結果として見える現象を示しています。

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