父へ/母へ 創作 25/08/05 「父へ」 木枯らしに さらされ露わる溝空く なお滲みでる雫は玉虫 2025/2/24 「母へ」 つらく苦しく死にいる準備してました 火葬粉骨立つ鳥は跡は濁せません そんな愚生 差し伸べる手がありまして 母「当前だ」と申します なお生きる合理は知り得ません 死にたい所以に事欠かず 五里霧中暗中模索に変わりなし されども理由はできました 差し伸べられた手を信じ 理屈や理論は抜きにして 死ぬことだけはやめました 塞翁失馬否極泰来ありましょう 「理由なく生きる努力をしてみます」 2025/02/24